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無償の定番リモートデスクトップソフト「TeamViewer 14」正式版が公開
低帯域でのパフォーマンスを向上、ダークモードサポートなど
2018年11月15日 06:20
独TeamViewer GmbHは11月13日(現地時間)、リモートデスクトップ操作ソフト「TeamViewer」の最新版「TeamViewer 14」を正式公開した。現在、同社のWebサイトからダウンロードできる。
メジャーバージョンアップとなる「TeamViewer 14」では、ネットワーク環境を自動検出し圧縮率を調整する“smart adaptive compression”機能を搭載することで、低帯域幅のネットワーク環境で快適な操作が可能になった。また、接続品質の向上やmacOS Mojaveへの最適化も施されている。
さらに、ダークテーマを搭載し、暗色を基調としたユーザーインターフェイスを利用できるようになった。ダークテーマは[オプション]ダイアログの[全般]画面で、[テーマを選択する]プルダウンメニューから[暗い]を選択することで利用可能。
そのほか、拡張現実(Augmented Reality:AR)を利用したリモートサポートソリューション「TeamViewer Pilot」が新たに「TeamViewer」ファミリーのラインナップに加わった。「TeamViewer Pilot」では、スマートフォンのカメラで映した映像をPC/Macの「TeamViewer」で受信し、それを見ながらスマートフォンの画面に指示を表示させることで、遠隔から操作などの指示を行うことが可能だ。
「TeamViewer」は、Windows/Mac OS X/Linuxに対応するマルチプラットフォーム対応のリモートデスクトップソフト。モバイル端末を利用したスクリーンシェアリングとリモートコントロールにも対応しており、オンラインサポートやオンラインミーティング、プレゼンテーションなどにも活用できる。個人の非商用であれば無償で利用でき、それ以外の用途に利用する場合は有償ライセンスの購入が必要。
ソフトウェア情報
- 「TeamViewer」
- 【著作権者】
- TeamViewer GmbH
- 【対応OS】
- Windows XP/Vista/7/8/8.1/10およびWindows Server 2000/2003/2008/2008 R2/2012/2012 R2/2016
- 【ソフト種別】
- フリーソフト(個人の非商用利用のみ)
- 【バージョン】
- 14.0.12762(18/11/13)