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「Google Chrome」のPDF表示機能に脆弱性 ~修正版が公開

脆弱性の深刻度は“High”

「Google Chrome」v71.0.3578.98

 米Googleは12月12日(現地時間)、Webブラウザー「Google Chrome」の最新安定版v71.0.3578.98を公開した。本バージョンは脆弱性を修正したセキュリティアップデートとなっている。

 今回のアップデートでは、PDFレンダリングエンジン「PDFium」で発見された解放後メモリ利用(Use-after-free)の脆弱性(CVE-2018-17481)が修正された。深刻度は、同社基準で4段階中上から2番目の“High”。この問題は「Google 70」で一度解決されたものの、追加の問題が報告されたため、再度このアップデートで修正が施されたという。

 「Google Chrome」はWindows/Mac/Linuxに対応するフリーソフトで、現在、同社のWebサイトからダウンロード可能。Windows版は、64bit版を含むWindows 7/8/8.1/10に対応する。自動更新機能でアップデートすることもできるが、長期間起動したままで利用している場合や、アップデートを自分で管理している場合は、最新版への更新を怠らないようにしたい。