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Androidの2018年12月セキュリティ情報が発表 ~システムにリモートコード実行の欠陥

今のところ悪用の報告はなし

Androidの月例セキュリティ情報

 米Googleは1月7日(現地時間)、Androidの月例セキュリティ情報を発表した。今回公表されたセキュリティ情報の内容は、少なくとも1カ月前にパートナーへ通知済み。いずれ各社からアップデートが提供されるはずだ。

 今月のセキュリティパッチは通例に従い“2019-01-01”と“2019-01-05”の2本立て。過去に実施された脆弱性の修正も含まれているので、これらが適用されていれば端末は安全といえる。

 今回新たに修正された脆弱性のなかでもっとも重大なものは、細工をしたファイルを読み込ませるだけで任意のコードを特権プロセスで実行できるようになるシステムの脆弱性だが、今のところ悪用の報告はないとのこと。

セキュリティ パッチレベル“2019-01-01”

 “2019-01-01”は、対応に時間のかかるカーネルコンポーネントや特定ベンダー向けの一部修正を省いたサブセット。Androidパートナーが迅速にユーザーへアップデートを提供できるよう、あえて分割されている。フレームワークで1件、システムで12件の脆弱性が新たに修正された。

 なかでもメディアフレームワークの脆弱性“CVE-2018-9583”は深刻度が最高の“Critical”と判定されており、注意を要する。

セキュリティ パッチレベル“2019-01-05”

 “2019-01-05”は、すべての脆弱性修正を含んだ完全版。“2019-01-01”での修正に加え、カーネルコンポーネントで7件、NVIDIAのコンポーネントで1件、クアルコムのコンポーネントで3件の問題が修正されている。クアルコムのクローズドソースコンポーネントでも多くの脆弱性が修正されている。