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「iCloud for Windows 7.10」が公開 ~12件の脆弱性を修正

「SQLite」や「WebKit」に任意のコードが実行可能になる欠陥

「Apple Software Update」

 米Appleは1月22日(現地時間)、「iCloud for Windows 7.10」を公開した。現在、同社のWebサイトから無償でダウンロード可能。更新ツール「Apple Software Update」でアップデートすることもできる。

 本バージョンは、脆弱性を修正したセキュリティアップデート。「SQLite」や「WebKit」で任意のコードが実行可能になる欠陥や「WebKit」でクロスサイトスクリプティングが可能となる問題など、CVE番号ベースで12件の脆弱性への対処が行われている。

 「iCloud for Windows」は、Appleのクラウドストレージ“iCloud”のWindows向けクライアントソフト。“iCloud”に保存されている写真やビデオをPCにダウンロードしたり、PCのピクチャーライブラリを“iCloud”へアップロードすることも可能。共有アルバムを機能を有効にしているならば、思い出の写真を友人とだけ共有することもできる。対応OSは、64bit版を含むWindows 7以降。

ソフトウェア情報

「iCloud for Windows」
【著作権者】
Apple Inc.
【対応OS】
64bit版を含むWindows 7以降
【ソフト種別】
フリーソフト
【バージョン】
7.10(19/01/22)