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「Visual Studio 2019」がリリース候補（RC）版に ～CodeLens機能がCommunity版にも開放
プレビュー版にもCommunity、Professional、Enterpriseの各エディションを提供
2019年3月5日 15:02
米Microsoftは2月27日（現地時間、以下同）「Visual Studio 2019」のリリース候補（RC）版を公開した。現在、公式サイトからダウンロードできる。
「Visual Studio 2019」は、統合開発環境（IDE）「Visual Studio」の次期メジャーバージョン。正式リリースは4月2日が予定されており、それに合わせてローンチイベントがオンラインで開催される。
RC版「Visual Studio 2019」の内容は「Visual Studio 2019 Preview 4」とほぼ同じものだが、“Go Live”ライセンスが付与されており、作成したソフトの開発・公開が認められているのが異なる。また、RC版は“リリース チャンネル”、プレビュー版は“プレビュー チャンネル”に属しており、一般提供（GA）とともに「Visual Studio 2019」正式版（v16.0）へアップグレードされる点は共通だが、それ以降のアップデートを受け取る頻度は別となる。安定したバージョンを使いたい場合はRC版、新機能を積極的にテストしたい場合はプレビュー版を利用すればよい。両者は同じ環境に同居させることも可能だ。
そのほかにも、プレビュー版にも“Community”（無償版）、“Professional”、“Enterprise”の各エディションが提供されるようになったのも今回の変更点。これまで、プレビュー版では“Enterprise”エディションしか提供されていなかった。
また、「Visual Studio 2019」では“CodeLens”機能が“Community”エディションでも利用できるようになる。“CodeLens”とは、型やメソッドの参照数、単体テストに関する情報、アプリ分析機能「Application Insights」で得られたデータなどをコードエディター上でそのまま確認できる機能で、従来は上級エディションでのみ利用可能だった。
