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誕生から25年 ~定番ターミナルエミュレーター「Tera Term」v4.102が公開
アクティブかどうかでウィンドウの透明度を変更可能。マウスホイールで一時的な変更も
2019年3月8日 06:30
定番ターミナルエミュレーター「Tera Term」の最新版v4.102が、2月28日公開された。本ソフトの開発は、今年で25周年を迎える。
「Tera Term」は、寺西高氏によって開発されたリモートログオンクライアント(初版は1994年2月24日)。当初はWindows 3.1で動作する16bitアプリだったが、その後さまざまな開発者による協力を得て、32bit化やSSH対応、UTF-8のサポートなどが行われた。現在ではTeraTerm Projectの下、オープンソースアプリとしてメンテナンスされている。
誕生から25周年となる本バージョンでは、アクティブウィンドウと非アクティブウィンドウのそれぞれに異なる透明度を設定できるようになった。タイトルバー上でマウスホイールを操作すれば、一時的にウィンドウの透明度を変更することもできる。
そのほかにも、内部実装が見直された結果、パフォーマンスが向上した。UTF-8サポートの改善や、「TTSSH」「Oniguruma」のアップデートも行われている。
ソフトウェア情報
- 「Tera Term」
- 【著作権者】
- TeraTerm Project
- 【対応OS】
- 64bit版を含むWindows 95/98/Me/NT 4.0/2000/XP/Vista/7/8/8.1/10およびWindows Server 2003/2003 R2/2008/2008 R2/2012/2012 R2
- 【ソフト種別】
- フリーソフト
- 【バージョン】
- 4.102(19/02/28)