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正式リリースに向けて品質向上を図った「Windows 10 19H1」Build 18358が“Fast”リングに
“Slow”リングにはBuild 18356が登場
2019年3月18日 14:29
米Microsoftは3月15日（現地時間）、「Windows 10 Insider Preview」Build 18358（19H1、バージョン 1903）を“Windows Insider Program”の“Fast”リング参加ユーザー向けに公開した。
Build 18358における変更点は、今春の正式リリースに向けた不具合の修正がメイン。ゲームのストリーミングおよび録画の品質が低下する問題が解決されたほか、特定のアップグレードパスでごみ箱の内容が“Windows.old”フォルダー以下に残る問題、アップグレードが18％または25％で失敗してロールバックされてしまう問題、一部の環境で“KERNEL_SECURITY_VIOLATION”エラーが発生する問題などが修正された。
そのほかにも、「Google Chrome」および「Firefox」向けの“Windows Defender Application Guard”拡張機能が発表された。また、Build 18356（18356.1）が“Slow”リングでリリースされた。“Fast”リングよりも安定したビルドをテストしたい場合は、こちらの利用がおすすめだ。