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「Thunderbird」v60.6.0が公開 ~特定条件下で繰り返し予定が作成不能な問題を修正

脆弱性の修正は現在のところアナウンスなし

「Thunderbird」v60.6.0

 Mozillaは3月19日(米国時間)、メールソフト「Thunderbird」の最新安定版v60.6.0を公開した。本バージョンは、不具合の修正が中心のメンテナンスアップデート。脆弱性の修正は現在のところアナウンスされていない。

 「Thunderbird」v60.6.0では、特定のタイムゾーン(Europe/Minskなど)を使用していると終了日を指定した繰り返し予定を作成できない不具合が修正された。一方で、ネットワーク共有でドライブレターを割り当てた場所にプロファイルを保存している場合にパスがUNCで解決されてしまう現象や“Twitter”のAPI変更によりチャット機能で“Twitter”が利用できない不具合が既知の問題として残されている。

 「Thunderbird」はWindows/Mac/Linuxなどに対応する寄付歓迎のフリーソフトで、現在MozillaのWebサイトからダウンロード可能。Windows版はWindows 7/Server 2008 R2以降に対応しており、窓の杜ライブラリからもダウンロードできる。自動更新機能を利用したアップデートも可能だ。