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共有ファイルの内容を送信前にプレビュー確認 ~「Skype」v8.42がリリース

Windows 10版では着信拒否・ミュートのグローバルホットキーを追加

 米Microsoft傘下のSkypeは3月28日(現地時間)、「Skype」v8.42をリリースした。現在、同社のWebサイトから無償でダウンロード可能。すでにインストール済みの場合は、数週間以内に自動でアップデートされる。

 今回リリースされた「Skype」アプリのバージョンとプラットフォームは以下の通り。

  • 「Skype for Windows Desktop」:v8.42.0.60
  • 「Skype for Windows 10」(バージョン 14):v8.42.0.60/14.42.60.0
  • 「Skype for Mac」:v8.42.0.60
  • 「Skype for Web」

 v8.42では、チャットで相手にファイルを送信する際、その内容をプレビューする機能が追加された(Windows 10版で確認)。これまではチャット画面にファイルをドラッグ&ドロップすると即座に相手に送信されていたため、誤操作で意図しないファイルを共有してしまう危険があったが、そういった事故を未然に防ぐことができる。

共有ファイルの内容を送信前にプレビュー確認(「Skype for Windows 10」v8.42.0.60)

 また、ビデオチャットでもいくつかの改善が導入された。たとえば、ビデオチャットの参加者を長押しまたは右クリックして[プロフィールの表示]メニューへアクセスすれば、通話中に相手のプロフィールをすばやく確認することが可能。また、背景をぼかすオプションが[その他のオプション]メニュー([+]ボタン)からも利用できるようになった。[Ctrl]+[Shift]+[J]キーでチャット画面右上のセルフカメラのサイズを調整できるようになっている。

右クリックメニューから相手のプロフィールへアクセス
背景をぼかすオプションが[その他のオプション]メニュー([+]ボタン)からも利用できるように。[Ctrl]+[Shift]+[J]キーでセルフカメラのサイズ調整も

 そのほかにも、「Skype for Windows 10(バージョン14)」では新しいグローバルホットキーがサポートされた。他のアプリにフォーカスがあっても、[Ctrl]+[E]キーで着信の拒否、[Ctrl]+[M]キーで音声の消去(ミュート)が行える。