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「HSP」で3Dモデルをもっと簡単に! ~「HGIMG4 3.6β1プロ生ちゃんデモ版」が公開

「Unity」をハブにしてさまざまなモデルやアセット、アニメーションを活用

「HGIMG4 3.6β1プロ生ちゃんデモ版」

 プログラミング言語「Hot Soup Processor(HSP)」に3D機能を追加するプラグイン「HGIMG4」の最新プレビュー版「HGIMG4 3.6β1プロ生ちゃんデモ版」が、4月1日に公開された。3Dゲームエンジン「Unity」と組み合わせることで3Dキャラクターを扱うことが可能で、サンプルとして“プロ生ちゃん”を使用したデモが同梱されている。

 新しい「HGIMG4」は、より少ないデータ、シンプルなスクリプトで3Dモデルやアニメーションを扱えるよう、独自の拡張が続けられている。OpenGL/DirectXによるレンダリング、GLSLシェーダーの活用、物理エンジン「Bullet」のサポート、イベントシステムの搭載などを進め、キャラクターアニメーション、マルチパスレンダリング、ポストプロセッシングスタックといった強力なシステムを導入すべく、「HSP 3.6」のリリースに向け、精力的な開発が進められている。

 今回リリースされた「HGIMG4 3.6β1プロ生ちゃんデモ版」では、その片鱗を一足早く体験することが可能。3Dゲームエンジンとして幅広く使用されている「Unity」をハブとすることで、すでに流布しているモデルを活用しやすくなったほか、「Unity」で読み込んだ3Dモデルやアニメーションデータを「FBX Exporter」で「HGIMG4」からも利用できるFBXファイルとして出力することにより、「Unity」のアセットやモデルデータ、アニメーションの活用がより手軽に行えるようになった。

HGIMG4 3.6β1プロ生ちゃんデモ版

 「HGIMG4 3.6β1プロ生ちゃんデモ版」は64bit版を含むWindows 7/8/8.1/10に対応しており、公式サイト“HSPTV!”から無償でダウンロード可能。単独でインストールできるほか、「HSP 3.5」以降の差分アップデートとしても利用できる。

 なお、“プロ生ちゃん(暮井 慧)”はIT勉強会コミュニティ“プログラミング生放送勉強会”の公式応援キャラクターだ。プログラミングの支援も行っており、公式サイトではイラストや3Dモデル、ボイスデータ(CV:上坂すみれ)をダウンロードできる。