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Linux/Raspberry Pi版「HSP」が“GitHub”で公開
次期Windows版はこれをベースに近代化、マルチプラットフォーム・多言語対応に
2018年4月2日 16:15
LinuxとRaspberry Pi(Raspbian)で動作する「Hot Soup Processor」(以下、「HSP」)のパッケージが1日、“GitHub”で公開された。「HSP」のオープンソースプロジェクト「OpenHSP」の派生物として、修正BSDライセンスで提供される。
Linux/Raspberry Pi版「HSP」は、スマートフォンやWebブラウザーでも動作する「HSP」のサブセット「HSP3Dish」をベースに開発されている。20年以上にわたってメンテナンスされているWindows版「HSP」と異なり、プラットフォーム固有のライブラリへの依存が排除されているほか、ソースコードがUTF-8で記述されるなど、近代化が図られているのも特徴だ。
なお、「OpenHSP」の成果物は現在「Apache Subversion」と「Trac」で管理されているが、今後は段階的に“GitHub”へ移行されるとのこと。また、Windows版「HSP」の次期バージョンも、Linux/Raspberry Pi版ベースになる予定。対応OSをWindows 7以降へ引き上げた上でより高度な機能とサービスを提供していくほか、海外ユーザーの取り込みを図り、多言語対応を積極的に推し進めていくという。