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無料の定番アプリランチャー「CLaunch」が約1年ぶりにバージョンアップ
高DPI(Per-Monitor v2)に対応
2019年4月25日 16:42
定番のボタン型アプリケーションランチャー「CLaunch」の最新版v3.29が、4月22日に公開された。1年2カ月ぶりのアップデートとなる本バージョンでは、高DPI環境に対応したほか、いくつかの不具合が修正されている。
「CLaunch」は、ボタンをクリックして登録アプリケーションを実行したり、フォルダーを開くタイプのランチャーアプリ。カスタマイズ性の高さが最大のセールスポイントで、たとえばマウスを使ってランチャー画面を呼び出す場合にはクリックする場所やクリックの回数、クリックするボタンの種類などを事細かに設定できる。また、“ごみ箱”や“ファイル履歴”、“最近使った項目”、“送る”といった特殊フォルダーも手軽に登録できるほか、Windowsの終了などのコマンドをボタンに割り当てることも可能。
v3.29では高DPI(Per-Monitor v2)に対応し、解像度の異なる複数モニターのスケーリング設定を検知できるようになった。トップレベルウィンドウだけでなく設定ダイアログなどの子ウィンドウでも解像度に合わせた最適な表示ができるようになっている。
そのほか、[Ctrl]キーを押しながらランチャーのボタンをドラッグ&ドロップしてコピーすると、コピー元とコピー先のアイコンが表示されなくなる不具合が修正された。また、すでにバックグラウンドでアプリケーションが起動している状態でランチャー上の該当するボタンを押すとアクティブ化する機能で、最大化したアプリケーションのボタンを押すと最大化が解除される不具合も修正されている。
「CLaunch」は、64bit版を含むWindows Vista/7/8/10に対応するフリーソフトで、現在作者のWebサイトからダウンロードできる。なお、32bit版のインストーラーは「Windows Defender」や「ウイルスバスター クラウド」でダウンロードや実行がブロックされる現象を編集部にて確認した。64bit版では問題がないことを確認しているが、念のため32bit版のインストールは控えたほうがよいだろう。
ソフトウェア情報
- 「CLaunch」
- 【著作権者】
- ぴょんきち 氏
- 【対応OS】
- 64bit版を含むWindows Vista/7/8/10
- 【ソフト種別】
- フリーソフト
- 【バージョン】
- 3.29(19/04/22)