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「Visual Studio Code」でリモート開発 ~Microsoftが新しい拡張機能パックをリリース
リモートサーバー/コンテナー/WSLへ手軽にリモート接続
2019年5月8日 17:10
米Microsoftは4月30日(現地時間)、「Remote Development」拡張機能パックを「Visual Studio Code」向けにプレビュー公開した。現在、“Visual Studio Marketplace”から無償でダウンロードできる。
この拡張パックを導入すると、手元の「Visual Studio Code」からリモート環境へ接続し、そこでアプリ開発を行うことが可能。ソースコードをローカル環境に置く必要がなくなる上、ターミナルプロセスや開発アプリ、デバッガーがリモートで実行されるため、アプリを運用するOSと異なるOSで開発・デバッグしたり、開発する環境をサンドボックス化してポータブルにしたり、複数のメンバーで開発する環境を統一するのが容易になる。
「Remote Development」拡張機能パックでは、接続先としてリモートサーバー(SSH)、コンテナー、「Windows Subsystem for Linux(WSL)」の3つが選べる。「Visual Studio Code」の画面左下にある接続アイコンをクリックし、接続先を選択すると、それぞれに適した拡張機能(「Remote - SSH」、「Remote - Container」、「Remote - WSL」)が個別に追加される。
なお、この拡張パックは今のところプレビュー版の「Visual Studio Code Insiders」でしか動作しないので注意。「Visual Studio Code Insiders」は、安定版の「Visual Studio Code」と同じ環境に同居させることができる。プレビュー版と安定版を併用している場合は、無用な事故を避けるためにも“Visual Studio Marketplace”から直接拡張機能をインストールするのではなく、「Visual Studio Code」内からセットアップするのがおすすめだ。
ソフトウェア情報
- 「Remote Development」
- 【著作権者】
- Microsoft Corporation
- 【対応OS】
- (編集部にてWindows 10で動作確認)
- 【ソフト種別】
- フリーソフト
- 【バージョン】
- 0.12.0(19/05/03)