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アイコンを刷新、ターミナルはTrueColorに対応 ~「Visual Studio Code」2019年5月更新
手軽なリモート開発を実現する「Remote Development」拡張機能が安定版でも利用可能に
2019年6月6日 16:42
米Microsoftは6月5日(現地時間)、コードエディター「Visual Studio Code」の2019年5月アップデート(v1.35)を正式リリースした。Windows/Mac/Linuxに対応するフリーソフトで、現在、本ソフトの公式サイトからダウンロードできる。
「Visual Studio Code」v1.35では「TypeScript 3.5」が同梱され、JavaScript/TypeScriptの言語機能とツールが強化。オブジェクトパラメーターを切り出してクラスに書き換えるリファクタリング機能が追加されたほか、ソースコードのセマンティクス(意味)を考慮して、式や型、文、クラスなどを賢く選択する機能が導入されている。また、[定義へ移動]系のアクションも改善され、挙動が洗練されているという。
一方、デザイン面ではアプリアイコンの刷新が目につく。ユーザーのフィードバックを取り入れ、シンプルでわかりやすく、またアクセシビリティを考慮したデザインになった。
そのほかにも、パンくずリストがデフォルトで有効化。ファイルやクラス、シンボルへのナビゲーションが容易になった。元の表示の方が気に入っていた場合は、コマンドで切り替えることも可能。統合ターミナルでは24ビットカラー(TrueColor)がサポートされ、エスケープシーケンスが正しくレンダリングされるようになった。
なお、本バージョンから「Remote Development」拡張機能パックが安定版「Visual Studio Code」でも利用可能。手元の「Visual Studio Code」からリモート環境(SSH/Docker/WSL)へ接続し、そこでアプリ開発を行える(参考記事)。
ソフトウェア情報
- 「Visual Studio Code」安定版
- 【著作権者】
- Microsoft Corporation
- 【対応OS】
- 64bit版を含むWindows 7/8/8.1/10およびMac/Linux
- 【ソフト種別】
- フリーソフト
- 【バージョン】
- 1.35.0(19/06/05)