ニュース
「Vue.js」の開発支援ツール「Vetur」を強化 ~「Visual Studio Code」の2019年4月更新
SSH/Docker/WSLでリモート接続できる「Remote Development」もプレビュー中
2019年5月17日 10:30
米Microsoftは5月16日(現地時間)、コードエディター「Visual Studio Code」の2019年4月アップデート(v1.34)を正式リリースした。Windows/Mac/Linuxに対応するフリーソフトで、現在、本ソフトの公式サイトからダウンロードできる。
今回は「Remote Development」拡張パックのリリース準備に忙しかったとのことで、目立った新機能の追加はない。エディターを切り替える際、「CodeLens」の行が少しズレる問題など、比較的小規模な改善や修正が施されている。とくに「Vue.js」の開発を支援する「Vetur」拡張機能ではツールチップでの情報表示や定義への移動、参照の検索がサポートされたほか、メモリ使用量が削減された。
先日開催された開発者カンファレンス“Build 2019”では、SSH/Docker/WSLでリモートマシンへ接続し手元の「Visual Studio Code」で開発できる「Remote Development」拡張パックのほかにも、「Visual Studio Code」をWebブラウザーで利用できるようにした「Visual Studio Online」のプライベートプレビューや、AIベースのコーディング支援機能「IntelliCode」の正式リリースが発表された。まだのユーザーはぜひ最新の動向をチェックしてほしい。
なお、「Remote Development」は今のところ安定版の「Visual Studio Code」では動作しない。プレビュー版の「Visual Studio Code Insiders」を利用する必要があるの意で注意したい。
The April update is here! 🥳🚀💻🛰️
— Visual Studio Code (@code)2019年5月16日
Check for updates or download now:https://t.co/jjhF3nxpcc
See what's new:https://t.co/nDxSkXpcMRpic.twitter.com/qLv3unsk2z
ソフトウェア情報
- 「Visual Studio Code」安定版
- 【著作権者】
- Microsoft Corporation
- 【対応OS】
- 64bit版を含むWindows 7/8/8.1/10およびMac/Linux
- 【ソフト種別】
- フリーソフト
- 【バージョン】
- 1.34.0(19/05/16)