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Microsoft、「Visual Studio Code Installer for Java」をリリース
JDKやJava拡張機能もまとめて導入できる「Visual Studio Code」インストーラー
2019年6月17日 08:30
米Microsoftは6月14日(現地時間)、「Visual Studio Code Installer for Java」を公開した。Java開発者のためにパッケージングされた特別な「Visual Studio Code」のインストーラーだ。
このインストーラーを利用すると、「Visual Studio Code」本体に加え、Javaプログラミングを行うために必要なコンポーネントをまとめてダウンロード・インストールすることが可能。JDK(Java Development Kit)のほかにも、以下の「Visual Studio Code」向け拡張機能が自動でセットアップされる。
- Language Support for Java(TM) by Red Hat
- Debugger for Java
- Java Test Runner
- Maven for Java
- Java Dependency Viewer
ちなみに、JDKには「AdoptOpenJDK」が採用されている。「AdoptOpenJDK」は、「OpenJDK」プロジェクトをベースにしたベンダー中立なJDKディストリビューション。クラウドプラットフォーム“Microsoft Azure”でも採用されており、同社は2018年からプラチナスポンサーとして「AdoptOpenJDK」プロジェクトを支援している。
なお、「Visual Studio Code Installer for Java」は現在、Windowsのみで利用可能(Mac版も提供予定)。他のOSでも、JDKや「Visual Studio Code」拡張機能を個別にインストールすれば、同等の環境を構築することは可能だ。
ソフトウェア情報
- 「Visual Studio Code Installer for Java」
- 【著作権者】
- Microsoft Corporation
- 【対応OS】
- Windows(Windows 10で動作確認)
- 【ソフト種別】
- フリーソフト
- 【バージョン】
- 0.1.0(19/06/14)