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Microsoft公式の「Visual Studio Code」向けリモート開発拡張機能、名前を変更へ

機能に即した名前にしてより分かりやすく

「Remote Development」拡張機能は「WSL」「Dev Containers」に

 米Microsoftは10月7日(現地時間)、「Visual Studio Code」v1.72をリリースした。併せて「Remote Development」拡張機能に含まれる拡張機能2種の名称を変更したこともアナウンスされている。

 「Remote Development」は、手元の「Visual Studio Code」からリモート環境へ接続し、そこでアプリを開発・デバッグできるようにする「Visual Studio Code」向けの拡張機能パック。Microsoftが開発し、提供している。

 「Remote Development」パックには「Remote - WSL」と「Remote - Containers」という拡張機能が含まれており、それぞれ「Windows Subsystem for Linux」(WSL)やDockerコンテナーに接続できる。しかし、WSLディストリビューションやDockerコンテナーはローカルPC上で運用することも多く、「リモート」という名前はなじまないという声が多く寄せられていたようだ。

 そこで、より機能が明確になるように命名変更が行われることになった。

 変更されたのは名前のみで、拡張機能の識別子や「Visual Studio Marketplace」のリンクは変わらないので、開発チームは「不都合はないはずだ」としている。