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Microsoft公式、GitHubリポジトリをWeb版「Visual Studio Code」で開くブラウザー拡張が登場

Microsoft Edge/Google Chrome対応。オムニバーでリポジトリを検索する機能も

Microsoft公式。「GitHub」リポジトリをWeb版「Visual Studio Code」で開くWebブラウザー拡張機能が登場

 米Microsoftは10月7日(現地時間)、「Visual Studio Code」v1.72をリリースした。公式の「Google Chrome」向け拡張機能「VS Code」も併せてアナウンスされている。

 本拡張機能は、「Visual Studio Code」の開発メンバーであったPine Wu氏の「Goto Github Repo」に触発されて開発された。拡張機能のツールボタンをクリックするだけで閲覧中の「GitHub」リポジトリ(github.com)をWeb版「Visual Studio Code」プレビュー(insiders.vscode.dev)へ切り替えることが可能で、リポジトリ内の移動や検索が容易に行えるほか、その場でソースコードの編集が可能になるというメリットがある。

Webブラウザーで開いた「GitHub」リポジトリ
拡張機能のツールボタンをクリックすると、Web版「Visual Studio Code」プレビューで開ける。要「GitHub」アカウント

 また、「github.com」から「insiders.vscode.dev」へ切り替えるアクションには[Ctrl]+[.]キーというショートカットキーが割り当てられており、キーボード操作だけで「GitHub」リポジトリを「Visual Studio Code」で開くことが可能。

 さらに、オムニバー(アドレスバー)に「code」と入力して[Tab]キーを押すと、オムニバーが「GitHub」のリポジトリ検索モードになる。検索ソースには閲覧履歴が使われているため、開いたことのある「GitHub」リポジトリしかサジェストされないが、よくアクセスするリポジトリを探すには十分だ。リポジトリの所有者と名前がわかっているなら、「microsoft/vscode」などのように直接入力してアクセスすることもできる。

「code」と入力して[Tab]キーを押すと、オムニバーが「GitHub」のリポジトリ検索モードに

 本拡張機能は現在、「Chrome ウェブストア」から無償でダウンロード可能。編集部にて「Microsoft Edge」でも動作することを確認している。

ソフトウェア情報

「VS Code」
【著作権者】
Microsoft
【対応OS】
(編集部にてWindows 11で動作確認)
【ソフト種別】
フリーソフト
【バージョン】
2.3(22/10/11)