レビュー
地味に便利 ~「Visual Studio Code」から「GitHub Desktop」を開ける拡張機能
“github.com”⇔「GitHub Desktop」⇔「Visual Studio Code」の連携が手軽に
2019年7月1日 06:30
「Open in GitHub Desktop」は、「Visual Studio Code」で開いている“GitHub”リポジトリを「GitHub Desktop」で開けるようにする拡張機能。編集部にてWindows 10上の「Visual Studio Code」v1.35.1で動作を確認した。“Visual Studio Marketplace”から無償で入手できる。
“GitHub”でホストされているリポジトリは、“github.com”から直接「GitHub Desktop」(や「Visual Studio」)でクローンすることが可能。「GitHub Desktop」で開いたリポジトリは、[Repository]-[Open in Visual Studio Code]コマンドから「Visual Studio Code」で開くことができるので、“github.com”→「GitHub Desktop」→「Visual Studio Code」という連携は比較的スムーズだ。
しかし、「Visual Studio Code」には「GitHub Desktop」へアクセスする手段が用意されていない。「GitHub Desktop」から“github.com”上のレポジトリを開くことはできるので、「Visual Studio Code」から「GitHub Desktop」を開けさえすれば、3つをうまく連携させられるはずだ。
そこでお勧めなのが、「Open in GitHub Desktop」拡張機能だ。本拡張機能をインストールすると、ステータスバーに[GitHub Desktop で開く]アイコンが追加される。このアイコンをクリックすると、「Visual Studio Code」で開いているリポジトリへ「GitHub Desktop」でアクセスすることが可能。“コマンド パレット”([F1]キー)からコマンドを実行して開くこともできる。
さらに、コマンドにショートカットキーを割り当てることも可能。初期状態では何も設定されていないが、設定ファイル“settings.json”を編集すればキーボード操作のみで「Visual Studio Code」から「GitHub Desktop」を開くこともできる。
ソフトウェア情報
- 「Open in GitHub Desktop」
- 【著作権者】
- wraith13 氏
- 【対応OS】
- (編集部にてWindows 10で動作確認)
- 【ソフト種別】
- フリーソフト
- 【バージョン】
- 1.1.0(19/06/21)