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「GitHub Desktop 2.0」が正式リリース ~“GitHub”公式の無償GUIクライアント

スタッシュとリベースをサポート

「GitHub Desktop」v2.0.3

 米GitHubは6月5日(現地時間)、「GitHub Desktop 2.0」を正式リリースした。メジャーバージョンアップとなる本バージョンでは、コミット前に変更を一時退避させる“スタッシュ(git stash)”と、リベース(git rebase)がサポートされている。

 「GitHub Desktop」は、ソフトウェア開発プロジェクトのホスティングサービス“GitHub”が公式に提供しているGUIクライアント。CUIに慣れないユーザーでもリポジトリのクローンやプッシュ、プルリクエストの作成が簡単に行える。

 “GitHub”の公式クライアントはもともとWindows版とMac版で分かれていた(“Desktop Classic”アプリ)が、クロスプラットフォーム化のために「Electron」ベースで作り直され、2017年に「GitHub Desktop 1.0」としてリリース。以降、プルリクエストのチェックアウトやマージコンフリクトの解決に対応するなど、機能の拡充が図られた。コミットメッセージなどに絵文字を挿入する機能や、ユーザー名を入力して共同開発者を補完する機能など、コラボレーションを促進する取り組みも進んでいる。

 同社は今後、“github.com”のプルリクエストを「GitHub Desktop」アプリで簡単に開けるリンクを追加するなど、Webとローカルアプリの連携を強化していくとしている。

 「GitHub Desktop」はWindows/Macに対応しており、現在本ソフトの公式サイトから無償でダウンロード可能。執筆時現在の最新版は、v2.0.3となっている。

ソフトウェア情報

「GitHub Desktop」
【著作権者】
GitHub, Inc.
【対応OS】
Windows/Mac
【ソフト種別】
フリーソフト
【バージョン】
2.0.3(19/06/06)