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“GitHub”が“WebAuthn”をサポート ～二要素認証でセキュリティキーを利用可能に

“Windows Hello”や“Touch ID”などもサポート

2019年8月22日 14:55

公式ブログ“The GitHub Blog”

　米GitHubは8月21日（現地時間）、“GitHub”アカウントで“Web Authentication API”（WebAuthn）をサポートしたと発表した。本日より、二要素認証でセキュリティキーを利用することが可能。“Windows Hello”や“Touch ID”などもサポートされているという。

　これまでも“GitHub”では「Google Chrome」に実装されている実験的な“U2F”APIを利用して物理的なセキュリティキーをサポートしてきたが、今回サポートされた“WebAuthn”はその後継となる標準規格だ。“WebAuthn”をサポートするさまざまなプラットフォームで、広範にセキュリティキーが利用できるようになる。

  • Windows、Mac、LinuxおよびAndroid：「Firefox」および「Google Chrome」
  • Windows 10：「Microsoft Edge」
  • Mac：Safari（現在、“Technology Preview”の段階だがいずれ一般利用可能に）
  • iOS：新しい“YubiKey 5Ci”セキュリティキーを使用した「Brave」ブラウザー

　“WebAuthn”対応の恩恵は、サポートプラットフォームの拡大だけにとどまらない。わざわざ物理キーを持ち運ばなくても、デバイスとWebブラウザーが“WebAuthn”に対応していれば、利用中のPCやスマートフォンそのものをセキュリティキーとして利用できる。

“Windows Hello”や“Touch ID”などもサポート
  • Windows 10環境の「Microsoft Edge」：“Windows Hello”の顔認識、指紋リーダー、PIN
  • Mac上の「Google Chrome」：“Touch ID”
  • Android上の「Google Chrome」：デバイスに搭載されている指紋リーダー

お詫びと訂正： 記事初出時、現状“Windows Hello”や“Touch ID”はサポートされていないとお伝えしましたが、すでにサポートされており利用可能でした。お詫びして訂正いたします。