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“GitHub”の非公開リポジトリ、無償プランでも無制限に ~新しい料金プランが発表
エンタープライズ向けプランも再編
2019年1月8日 10:00
米GitHubは1月7日(現地時間)、プロジェクトホスティングサービス“GitHub”の新しい料金プランを発表した。注目は、無償プランでも非公開リポジトリを無制限に作成できるようになったこと。従来は個人向けの有償プランを契約する必要があった。
“GitHub”は、アプリケーション開発プロジェクト(リポジトリ)を作成し、ソースコードをバージョン管理システム「Git」で管理したり、他の開発者と共有できるサービス。昨年6月、米Microsoftに75億米ドルで買収され、現在はその傘下となっている。
新しい“GitHub Free”プラン(無償)では、無制限のプライベートリポジトリに加え、プライベートリポジトリで最大3名までの共同作業者がサポートされる。“GitHub Pro”プラン(月額7米ドル)との違いは、プライベートリポジトリの共同作業者の数とレビューツールへのアクセスのみ。小規模なサイドプロジェクトへ参加するだけなら、無償プランでも十分カバーできるだろう。ちなみに、パブリックリポジトリであれば“Free”でも“Pro”でも共同作業者の数に制限はない。
そのほかにも、エンタープライズ向けプランが再編。クラウドとセルフホストで分かれていたプランが統合され、“GitHub Enterprise”(1人当たり月額米21ドル)となった。状況や用途に応じてクラウドとセルフホストの使い分けができるほか、“GitHub Connect”を使用して両者を安全にリンクできるなど、ハイブリッドでの運用や移行がスムーズに行えるようになっている。