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Git/GitHubの使い方を学べる対話型チュートリアルを搭載した「GitHub Desktop 2.2」
Windows/Macに対応する“GitHub”公式の無償デスクトップクライアント
2019年10月11日 06:45
米GitHubは10月2日(現地時間、以下同)、「GitHub Desktop 2.2」を正式リリースした。本バージョンの目玉は、「Git」と“GitHub”の対話型チュートリアルが搭載されたこと。
チュートリアルを開始するには、初期画面で[Create a tutorial repository]ボタンを押す。すると、“GitHub”でチュートリアル用のリポジトリが作成され、ローカルPCにクローン(複製)される。続いて「GitHub Desktop」の画面右側に“Get started”と書かれたサイドパネルが現れるので、その手順に従ってコードエディターのインストール、ブランチの作成、ファイルの編集、コメントの追加(コミット)、“GitHub”への公開、プルリクエストの作成とマージを行っていこう。これでいわゆる“GitHub Flow”と呼ばれる、「Git」と“GitHub”の使い方を学ぶことができる。「GitHub Desktop」で“GitHub Flow”を行う上で便利なキーボードショートカットも一通り学べるので、経験者も一度チュートリアルを体験してみるとよい。
「GitHub Desktop 2.2」に搭載された対話型チュートリアルはまだ初期バージョンで、これからも改善される予定。「GitHub Desktop」のユーザーでなくても、“desktop.github.com”からチュートリアルをダウンロードして試すことができる。
そのほかにも、本バージョンでは“GitHub Actions”のワークフローファイルを“GitHub”へプッシュできるようになった。また、「CodeRunner」と「VSCodium」が外部エディターとしてサポートされている。
「GitHub Desktop」は、“GitHub”公式のデスクトップクライアントソフト。リポジトリをGUIで管理できるほか、“GitHub Flow”を用いた開発がシームレスに行えるように設計されている。たとえば「GitHub Desktop 1.6以降ならば、リポジトリの状態に応じて次にどの“GitHub Flow”アクションが必要なのかを提案してくれる。対応OSはWindows/Macで、現在本ソフトの公式サイトから無償でダウンロード可能。執筆時現在の最新版は、10日にリリースされたv2.2.1。
ソフトウェア情報
- 「GitHub Desktop」
- 【著作権者】
- GitHub, Inc.
- 【対応OS】
- Windows/Mac
- 【ソフト種別】
- フリーソフト
- 【バージョン】
- 2.2.1(19/10/10)