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「Visual Studio Code」の状態をMarkdown/JSON形式でまとめてくれる拡張機能【7月24日追記】
ステータスバーには好みのシステム情報を表示しておける
2023年7月21日 06:45
「System Information」は、「Visual Studio Code」とそのインストールされている環境に関する情報を収集・表示できる拡張機能。「GitHub」でホストされているオープンソースプロジェクトで、ライセンスは「Boost Software License 1.0」。「Visual Studio Marketplace」から無償でダウンロードできる。
本拡張機能を利用すると、以下のような情報を収集し、タイムスタンプとともに出力できる。現在のシステムや「Visual Studio Code」の構成状態を文書化したい場合に役立つだろう。
- OS Information:プラットフォームやOSのバージョンなど
- Process Information:CPUアーキテクチャー、利用しているライブラリのバージョンなど
- VS Code Information:「Visual Studio Code」のバージョン、利用している拡張機能など
「System Information」拡張機能を利用するには、まず「Visual Studio Marketplace」や拡張機能マネージャーなどからインストールする。インストールが完了すると、コマンドパレット([F1]キーまたは[Ctrl]+[Shift]+[P]キー)で[System Information: Show]というコマンドを実行できるようになる。
コマンドを実行する際は、情報の出力レベルを「Basic」と「Full」の2段階から選べる。「Full」ならばハードウェアやネットワークに関する情報まで得られる。出力形式は「Markdown」と「JSON」の2種類。文書化したい場合は前者、データとして活用する場合は後者がおすすめだ。
出力される情報が多すぎる場合は、拡張機能の設定を編集することで情報の一部を隠すことができる。また、本拡張機能をインストールするとステータスバーに好みのシステム情報を表示できるが、そのカスタマイズも行える。
[2023年7月24日編集部追記] 7月23日付で「System Information」v2.6.0が公開され、ステータスバーのシステム情報を一定間隔で切り替える機能や、ステータスバーに表示した情報をクリップボードにコピーする機能などが追加された。
ステータスバーアイテムのカスタマイズの様子を GIF アニメにしてくれてるのを見てて思ったんだけど、ここ、まさにそんな感じで複数設定を時間差で順繰りに表示する様にしてしまうのもアリやな。近いうちに対応しよう。https://t.co/DIp8vEmeCs
— 👻 道化師 🃏 (@wraith13)July 21, 2023
ソフトウェア情報
- 「System Information」
- 【著作権者】
- wraith13 氏
- 【対応OS】
- (編集部にてWindows 11で動作確認)
- 【ソフト種別】
- フリーソフト
- 【バージョン】
- 2.5.1(23/07/05)