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Adobe、「Acrobat DC」「Acrobat Reader DC」のセキュリティアップデートを予告

アップデートの優先度は“2”、深刻度は“Critical”および“Important”

セキュリティアップデートを予告したブログ記事

 米Adobe Systemsは5月9日(現地時間、以下同)、PDFビューワー「Adobe Acrobat Reader DC」(無償)およびPDF編集・印刷ソフト「Adobe Acrobat DC」(有償)のセキュリティアップデートを5月14日にリリースすると発表した。

 同社によると、セキュリティアップデートの対象となるのは以下の製品。Windows版とMac版の両方が対象となる。

  • 「Acrobat DC」(Continuous)v2019.010.20100およびそれ以前のバージョン
  • 「Acrobat Reader DC」(Continuous)v2019.010.20099およびそれ以前のバージョン
  • 「Acrobat 2017」(Classic 2017)v2017.011.30140およびそれ以前のバージョン
  • 「Acrobat Reader 2017」(Classic 2017)v2017.011.30138およびそれ以前のバージョン
  • 「Acrobat DC」(Classic 2015)v2015.006.30495およびそれ以前のバージョン
  • 「Acrobat Reader DC」(Classic 2015)v2015.006.30493およびそれ以前のバージョン

 脆弱性の深刻度は、同社基準で3段階中最高の“Critical”および2番目に高い“Important”と評価されている。アップデートの優先度は“2”で、30日程度以内を目安としたできるだけ早いアップデートが必要だ。