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Chrome/Firefox向け「Windows Defender Application Guard」拡張機能が正式版に
不審なサイトを隔離環境で安全に実行できるエンタープライズ向けセキュリティ機能
2019年5月27日 12:00
米Microsoftは5月23日(現地時間)、「Google Chrome」および「Firefox」向け「Windows Defender Application Guard」拡張機能の一般提供開始(GA)を発表した。
“Windows Defender Application Guard(WDAG)”は、信頼できないWebサイトを安全に開くことができるエンタープライズ(法人)向けのセキュリティ機能。あらかじめ信頼できるWebサイトを定義しておき、それに含まれていないWebサイトへのアクセスをハードウェアから隔離された“Hyper-V”サンドボックスに閉じ込め、機密情報盗み取ろうとする悪意あるサイトから社内環境を保護する。
“WDAG”は当初「Internet Explorer」と「Microsoft Edge」にしか対応していなかったが、今年3月から「Google Chrome」と「Firefox」のサポートがテストされていた。
なお、「Windows Defender Application Guard」拡張機能を利用するには、OSの“WDAG”機能を有効化し、補助アプリ「Windows Defender Application Guard Companion」を“Microsoft Store”からインストールする必要がある。また、動作要件として仮想化支援機能(SLAT、VT-x、AMD-V)に対応した64bit CPUや、“Professional”エディション以上の「Windows 10」などが指定されている。詳しくは同社のサポートドキュメントを参照のこと。
ソフトウェア情報
- 「Application Guard 拡張機能」Google Chrome向け
- 【著作権者】
- Microsoft Corporation
- 【対応OS】
- Windows 10
- 【ソフト種別】
- フリーソフト
- 【バージョン】
- 2.0.1904.21001(19/04/25)
- 「Application Guard Extension」Firefox向け
- 【著作権者】
- Microsoft Corporation
- 【対応OS】
- Windows 10
- 【ソフト種別】
- フリーソフト
- 【バージョン】
- 2.0.1904.21001(19/05/03)