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Microsoft、Windows 10にオプションパッチを配信 ~イベント ビューアーの問題などを解決(6月28日追記)

「Windows 10 May 2019 Update(バージョン 1903)」向けのパッチも公開

Microsoft、Windows 10にオプションパッチを配信

 米Microsoftは6月18日(現地時間)、Windows 10向けの累積的更新プログラムをリリースした。本更新プログラムは“Windows Update”を手動でチェックしたユーザーにのみ提供される“オプション”のパッチ。“バージョン 1903”を除く以下のバージョンが対象となっている。

 今回リリースされた更新プログラムでは、「イベント ビューアー」でカスタムビューを開くとフリーズ・クラッシュする、Realtek製Bluetoothデバイスでペアリングや接続がうまくいかないといった既知の問題が修正された。ただし、6月パッチでブラックスクリーンが発生する問題はまだ修正されていないようだ。

 そのほかにも、OSで“元年”表示を有効化しているにもかかわらず「電卓」アプリに適用されない問題や、Windowsを50日以上再起動していない場合にサウンドが再生されなくなる問題も解決されている。大きな問題がなければ、来月の月例更新(パッチチューズデー)で自動配信される見込み。

6月28日編集部追記: 「イベント ビューアー」でカスタムビューを開くとフリーズ・クラッシュする問題を解決する「Windows 10 May 2019 Update(バージョン 1903)」向けのパッチ“KB4501375”が6月27日(米国時間)付で公開された。