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無料の画像一括編集アプリ「Photobat」v3.0 ~写真の画質を落とさずファイルを軽量化可能に

プレビューのズーム機能も追加

「Photobat」v3.0

 (株)クライアントサイドは7月5日、複数画像を一括で編集できるストアアプリ「Photobat」の最新版v3.0を公開した。最新版では、JPEG/PNG画像の画質をほとんど落とさずにファイルサイズを軽減できる機能が追加されている。

 ファイルサイズ削減に特化したエンコーダーを利用して画像を保存することで、画質を落とさずにファイルサイズを軽減する仕組み。具体的にはJPEG画像では「Mozjpeg」、PNG画像では「Pngnq」を利用することで実現している。ただし、これらの仕組みを使って画像を保存する際は、通常よりも時間がかかるほか、「Pngnq」を利用すると色数が少なくなるという。

 「Mozjpeg」「Pngnq」を利用した保存は[出力ファイル]カテゴリの[画像フォーマット]で[エンコード設定]をONにすることで利用可能だ。

 また、プレビューをズームする機能も追加された。プレビュー上でのマウスホイール回転や、タッチによるピンチイン・アウト操作、右クリックメニューからズームイン・アウトが可能だ。右クリックメニューからは[ピクセル等倍][ウインドウサイズに合わせる]コマンドも利用できる。

プレビューをズームする機能

 そのほか、GPU使用率が軽減され、スペックが低いマシンでもより快適に動作するようになっているという。

 「Photobat」は、Windows 10に対応するフリーソフトで、現在“Microsoft Store”からダウンロード可能。なお、本ソフトはユーザーインターフェイス上に広告が表示されるほか、15分以下の間隔で連続して処理を行う場合は動画広告を視聴する必要があるが、480円(税込み)の広告削除用アドオンを購入することで広告を非表示にできる。

ソフトウェア情報

「Photobat」
【著作権者】
(株)クライアントサイド
【対応OS】
Windows 10
【ソフト種別】
フリーソフト(広告削除用アドオンは税込み480円)
【バージョン】
3.0(19/07/05)