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Apple、Windows版「iTunes 12.9.6」「iCloud 7.13」「iCloud 10.6」を公開 ~23件の脆弱性を修正

「iTunes」「iCloud」ともに“Microsoft Store”から入手することも可能

Apple、「iTunes 12.9.6 for Windows」を公開

 米Appleは7月23日(現地時間)、「iTunes 12.9.6 for Windows」、「iCloud for Windows 7.13」および「iCloud for Windows 10.6」を公開した。脆弱性の修正が行われている。

 今回のアップデートで修正された脆弱性は、CVE番号ベースで23件。「WebKit」で悪意あるコンテンツを開くだけで任意のコードが実行されてしまう欠陥やユニバーサルクロスサイトスクリプティングが可能になる問題、XSLTを処理するライブラリ「libxslt」で情報漏洩が発生する問題などが解決されている。

 「iTunes for Windows」および「iCloud for Windows」は64bit版を含むWindows 7以降に対応するフリーソフトで、現在同社のWebサイトから無償でダウンロード可能。すでに導入済みの場合は「Apple Software Update」から最新版へ更新できる。

 また、Windows 10ならば“Microsoft Store”から入手することも可能(「iCloud」は今年6月から)。とくに「iCloud」のストア版(v10.x)には、従来版(v7.x)とは異なり、「OneDrive」アプリの“Files On-Demand”機能と同等のテクノロジーや共有範囲やアクセス権を指定した共有リンクの生成など、Windows 10ならではの機能が導入されている。

ソフトウェア情報

「iTunes」Windows版
【著作権者】
Apple Inc.
【対応OS】
64bit版を含むWindows 7以降
【ソフト種別】
フリーソフト
【バージョン】
12.9.6(19/07/23)
「iCloud for Windows」
【著作権者】
Apple Inc.
【対応OS】
64bit版を含むWindows 7以降
【ソフト種別】
フリーソフト
【バージョン】
7.13(19/07/23)