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Microsoft、「Skype」のSMS接続機能を廃止 ~代替は「スマホ同期」のSMS/MMS機能

8月30日以降、順次削除

Microsoft、「Skype」のSMS接続機能を廃止

 米Microsoftは7月19日(現地時間)、「Skype」のSMS接続機能を廃止することを発表した。

 「Skype」は、“050”から始まる電話番号“Skype番号”を取得して固定電話・携帯電話と通話する機能を備えているが、“Skype番号”の発信者番号通知(日本未対応)を有効化するとSMSテキストメッセージを受信することもできる。しかし、この機能は8月30日以降、順次削除されることになった。ただし、機能が削除された後も会話の履歴にアクセスすることは可能だ。

 Windows 10環境でSMSテキストメッセージの送受信を行うには、代わりに「スマホ同期」(英語名:Your Phone)アプリが利用できる。「スマホ同期」アプリは手元のAndroid端末のSMS機能へアクセスし、PC上でメッセージを閲覧したり、発信や返信を行うことが可能。最新版では携帯電話会社のメールアドレスで写真付きのメッセージも送れるMMS(Multimedia Messaging Service)にも対応している。

「スマホ同期」

 「スマホ同期」アプリは、「Windows 10 April 2018 Update(バージョン 1803)」以降に対応するフリーソフトで、現在“Microsoft Store”から入手可能。SMS/MMSの送受信以外にも、スマホで撮影した写真へアクセスする機能や、スマホに送られてきた通知を管理する機能、スマホのスクリーンを閲覧・操作する機能を備える。