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CPUコアの温度監視ツール「Core Temp」v1.15 ~“AMD Ryzen 3000”シリーズへ対応

“DPI awareness”をフルサポートして使い勝手を向上

「Core Temp」v1.15

 CPUコアの温度をモニタリングできるツール「Core Temp」の最新版v1.15が、8月24日に公開された。Windows XP/Vista/7/8/10およびWindows Server 2003/2008/2008 R2/2012に対応する寄付歓迎のフリーソフトで、作者のWebサイトからダウンロードできる。

 「Core Temp」は、CPUコアの消費電力や温度をリアルタイムでモニタリングできるツール。タスクバーのボタンや、タスクトレイのアイコンでCPUの温度を把握することも可能。また、プロセッサーやシステムに関する情報を取得したり、スクリーンショットを撮影したり、レジスタのダンプをとることもできる。

 本バージョンでは、新たに“AMD Ryzen 3000”シリーズへ対応。スケーリング設定の異なるマルチデスクトップ環境でウィンドウを移動させても、適切にユーザーインターフェイスのスケーリングを調整できる“DPI awareness”がフルサポートされ、使い勝手が向上した。

 そのほかにも、前回紹介したv1.9以降、多くの最新CPU/APUがサポートされている。

  • 第2世代の“AMD Ryzen Threadripper”(Socket FP5)
  • “AMD Pinnacle Ridge(Ryzen 2)”CPUと“AMD Raven Ridge(APU)”
  • “AMD EPYC(Naples)”CPUと“AMD Stoney Ridge”APU
  • “Intel Coffee Lake”、“Intel Denverton”、“Intel Gemini Lake”
  • “Intel Xeon Phi”(未テスト)
  • “AMD Bristol Ridge”APU
セットアップの際にバンドルソフトのインストールを勧められるので注意

 なお、本ソフトはセットアップの際にバンドルソフトのインストールを勧められるので注意。不要な場合はチェックボックスを外すことでインストールを拒否することができる。

ソフトウェア情報

「Core Temp」
【著作権者】
Alcpu
【対応OS】
Windows XP/Vista/7/8/10およびWindows Server 2003/2008/2012
【ソフト種別】
フリーソフト(寄付歓迎)
【バージョン】
1.15(19/08/24)