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「EmEditor」v19.1が正式公開 ~使い勝手や正規表現のサポートを強化
[重複行の削除]や各種並べ替えコマンドも大幅に高速化
2019年8月28日 10:00
米Emurasoftは8月28日(日本時間)、テキストエディター「EmEditor Professional」の最新版v19.1を正式公開した。64bit版を含むWindows 7/8.1/10およびWindows 2008 R2以降に対応するシェアウェアで、現在同社のWebサイトや窓の杜ライブラリからダウンロードできる。
v19.1では、[半角/全角変換]ダイアログが改善。変換処理を適用する文字を個別にON/OFFできるようになった。また、最近のファイル・フォルダー一覧から開こうとしたアイテムが存在しない場合の挙動も改善。その項目をリストから削除するかどうか尋ねるメッセージが表示されるようになった。無効な項目を削除して、履歴をスッキリさせることができる。
さらに、正規表現では10個以上の後方参照がサポートされた。正規表現パターンにマッチした部分文字列を“¥k<10>”“¥k<11>”……といった形式で再利用できる。置換表現では、“$10”、“$11”……という形式を利用することも可能。また、名前付きキャプチャー(捕獲式、?<name>expression)もサポートされた。“¥k<name>”とすれば、名前付き後方参照を利用することも可能。
そのほかにも、[重複行の削除]や各種並べ替えコマンドが大幅に高速化された。コマンドにもよるが、同社のベンチマークによると1.20倍から4.63倍の効果が見込めるようだ。
「EmEditor Professional」は、Windowsプラットフォームで定番のテキストエディター。プラグインで機能を拡張できるのが特徴で、CSVデータを扱うための機能も非常に充実している。有償ソフトだが30日間の試用が可能で、試用期間後は個人利用に限り機能制限のある無償版「EmEditor Free」として使用できる。また、インストーラー版のほかにも、“Microsoft Store”から入手できるストア版が用意されており、年額19.99米ドルで利用可能。最新版は数日以内にリリースされる予定で、利用中の場合は自動でアップデートされる。
ソフトウェア情報
- 「EmEditor Professional」
- 【著作権者】
- Emurasoft, Inc.
- 【対応OS】
- 64bit版を含むWindows 7/8.1/10およびWindows Server 2008 R2以降
- 【ソフト種別】
- シェアウェア 年額税抜き4,800円(永久ライセンスは税抜き21,600円、30日間の試用期間後は個人利用に限り機能制限のある無償版「EmEditor Free」として使用可能)
- 【バージョン】
- 19.1(19/08/28)