ニュース
iPhone版の「OneNote」アプリが指による書き込みに対応
iPad版は直線や矢印、円、四角形、三角形といった図形を挿入する機能を導入
2019年9月10日 10:30
米Microsoftは9月9日(現地時間)、iOS版「Microsoft OneNote」v16.29を公開した。iOS 11.0以降に対応しており、現在“App Store”から無償でダウンロード可能。
「OneNote」は、アイデアやメモを書き留めたり、まとめて共有するのに役立つデジタルノートアプリ。クライアントアプリが幅広いプラットフォームをサポートする上、クラウドストレージ「OneDrive」を介し複数の端末間でデータを同期できるので、いつでもどこからでも自分のノートにアクセスできる。Windows 10に標準搭載されている付箋紙アプリ「Microsoft Sticky Notes」とメモを同期したり(iPhone/Android/Web)、カメラで撮影したホワイトボードの板書や紙の書類を手軽にデジタル化できる「Office Lens」といった機能も備える。
最新版のv16.29では、先日発表された“Office 365”の8月アップデートの内容を実装。iPhone版「OneNote」アプリで手書き入力がサポートされた。ノート画面右上にある波線アイコンをタップするとペンツールが現れ、赤の鉛筆と黄色の蛍光ペンでノートに注釈を加えることができる。この機能はiPadではすでにサポートされており、より多彩なペンツールと手書きの図形を整形する機能が利用できる。
また、iPad版「OneNote」アプリでは、選択した図形を挿入する機能が導入された。ツールバーの[描画]タブから直線や矢印、円、四角形、三角形などを選択し、ノートに追加することができる。
そのほかにも、“Office 365”の8月アップデートではOS/Android版「Outlook」における“ダーク モード”の展開や新しいExcel関数「XLOOKUP」が発表された。一部機能は“Office Insider”でテストされたのち、正式版に導入される。
ソフトウェア情報
- 「Microsoft OneNote」iOS版
- 【著作権者】
- Microsoft Corporation
- 【対応OS】
- iOS 11.0以降
- 【ソフト種別】
- フリーソフト
- 【バージョン】
- 16.29(19/09/09)