9月パッチが原因とされるIMEの問題とスタート画面・デスクトップ検索問題は解決

Windows 10のリリース情報ページ

　米Microsoftは9月19日（現地時間）、2019年9月の月例更新プログラムを適用すると一部のIMEが応答不能になる問題が解決したと発表した。「Windows 10 バージョン 1903」で報告されている［スタート］画面とデスクトップ検索の問題も解決したとしている。

　同社は、IME問題の回避策として“Touch Keyboard and Handwriting Panel Service（TabletInputService）”のスタートアップ設定を“手動”に変更する方法を案内していたが、結局これが解決策とされたようだ。9月の月例セキュリティアップデートに関連する変更により、同サービスは既定の設定である“手動”起動に固定しておく必要がある。

　一方、「Windows 10 バージョン 1903」の［スタート］画面とデスクトップ検索の問題は、調査の結果、月例更新プログラム「KB4515384」が原因ではなかったようだ。同社はフィードバックの監視を継続するとともに、問題が発生したら［Windows］＋［F］キーで「フィードバック Hub」アプリを起動して問題を報告してほしいとしている。Windows検索で問題が発生した場合の一般的なトラブルシューティング方法を記載したサポートページも参照するとよいだろう。