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2019年9月の月例更新プログラムを適用すると一部のIMEが応答不能に
CPU使用率が高くなることも
2019年9月17日 15:52
米Microsoftは9月13日(現地時間、以下同)、今月10日にリリースされたWindows 10向け月例更新プログラムを適用した環境で、一部の入力システム(IME)が応答しなくなったり、CPU使用率が高くなる問題が発生していたことを明らかにした。
同社によると、問題が発生しているのはChangjie/Quickキーボードを備えたCHS(簡体字中国語)やCHT(繁体字中国語)などのIME。日本語のIMEに影響するかどうかは明らかでない。影響するプラットフォームは以下の通り。
クライアントOS:
- Windows 10, version 1903
- Windows 10, version 1809
- Windows 10 Enterprise LTSC 2019
- Windows 10, version 1803
- Windows 10, version 1709
- Windows 10, version 1703
- Windows 10 Enterprise LTSC 2016
- Windows 10, version 1607
サーバーOS:
- Windows Server, version 1903
- Windows Server, version 1809
- Windows Server 2019
- Windows Server, version 1803
- Windows Server, version 1709
- Windows Server 2016
もしトラブルに見舞われた場合は、「TabletInputService」というサービスのスタートアップ設定を“手動”(既定の設定)に変更すればよいとのこと。同社は現在、解決に取り組んでおり、将来リリースされる更新プログラムで修正するとしている。