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Microsoft、Webページの問題を調査する「webhint」のWebブラウザー拡張機能を正式公開

Webページのアクセシビリティやパフォーマンス、セキュリティに関する問題をチェック

Microsoft、「webhint v1」のWebブラウザー拡張機能を正式公開

 米Microsoftは9月30日(現地時間)、「webhint v1」のWebブラウザー拡張機能を正式公開した。現在プレビュー中の次期「Microsoft Edge」(Edge Insider)に加え、「Google Chrome」版と「Firefox」版が用意されており、現在無償で入手可能。

 「webhint」は、Webページのアクセシビリティやパフォーマンス、セキュリティに関する問題をチェックするオープンソースツール。コマンドラインツールやオンラインスキャナーがすでに存在するが、開発者がより手軽に利用できるよう、今年7月からWebブラウザー拡張機能がベータ版として提供されていた。

 「webhint」拡張機能は、Webブラウザーの開発者ツールに統合されている。「Microsoft Edge」の場合、[F12]キーを押して開発者ツールを開き、[Hints]タブへアクセスすると、Webページのスキャンが可能となる。スキャンの際は、対象のカテゴリー(アクセシビリティ、互換性、パフォーマンスなど)やターゲットのWebブラウザー、リソースを無視するかどうかなどを指定できる。

Webブラウザーの開発者ツールに統合された「webhint」拡張機能
Webページのアクセシビリティやパフォーマンス、セキュリティに関する問題をチェック