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キングソフト、Mac向け「WPS Office」を正式リリース ~低価格な「Microsoft Office」互換
約710MBと軽量で“ダーク モード”をサポート。日本語フォントも充実
2019年10月10日 10:30
キングソフト(株)は10月9日、Mac向け「WPS Office」を正式リリースした。同社の公式オンラインショップから同日より販売が開始されている。価格は3,480円(税込み)で、アクティベートしてから1年間有効。
「WPS Office」(旧「KINGSOFT Office」)は、「Microsoft Office」との互換性を重視しつつ、低価格を実現したオフィスソフト。ワープロソフト「Writer」、表計算ソフト「Spreadsheets」、プレゼンテーション「Presentation」の3つが含まれており、「Word」、「Excel」、「PowerPoint」のファイルを扱うことが可能。デザインや操作性も「Microsoft Office」によく似ており、比較的低コストで移行できることから、Windows環境では一定の支持を得ている。また、モバイル向けには「WPS Office for Android」「WPS Office for iOS」もラインナップされている。
今回リリースされたMac版は約710MBと軽量で、目に優しいと言われる“ダーク モード”もサポート。日本語フォント11書体(29種類)を基本フォントとして収録しており、OSやオフィスソフトの違いによるレイアウト崩れも少ない。文書、スプレッドシート、スライド資料、PDFを1つのウィンドウでタブ管理できるので、デスクトップやDockをシンプルに利用できるのも売りだ。
対応OSは「macOS Sierra 10.12」macOS 以降。Windows向けの倍となる60日間が設定された体験版も用意されており、操作性や機能性、互換性を存分にテストできる。