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「Windows 10 20H1」Build Build 19041がFast/Slowリングで公開

“クイック検索”が日本でも利用可能に、「Windows 10 バージョン 1809」以降

Microsoft、「Windows 10 Insider Preview」Build Build 19041(20H1)を“Fast”リングおよび“Slow”リングでリリース

 米Microsoftは12月10日(現地時間)、「Windows 10 Insider Preview」Build Build 19041.1(20H1)を“Windows Insider Program”の“Fast”リングおよび“Slow”リングに参加するユーザーに対して公開した。“Windows Update”を介して配信される。

 本ビルドでは、Build 19018から米国でテストされていた“クイック検索(Quick Searches)”が日本を含む12カ国語・地域で利用できるようになった。検索ホーム画面([Windows]+[S]キー)へアクセスすると、下部に[天気]や[トップニュース]といったボタンが追加されていることがわかるだろう。

検索ホーム画面へアクセスすると、下部に[天気]や[トップニュース]といったボタンが現れる

 これらのボタンをクリックすると、わざわざキーワードを入力しなくても“Bing”の検索結果が得られる。編集部では[天気]と[トップニュース]しか確認できなかったが、地域によっては[今日は何の日]や[新しい映画]といったボタンも用意されているようだ。これらはサーバー側のアップデートで実現しているので、「Windows 10 バージョン 1809」以降であれば利用できるとのこと。

“クイック検索”ボタンをクリックすると、わざわざキーワードを入力しなくても“Bing”の検索結果が得られる

 それ以外の変更は、不具合の修正が中心。新機能の追加はない。

 なお、同社は近いうちに「Windows 10 20H1」の後継バージョンを“Fast”リングのユーザーに配信する計画だ。新機能の追加が優先され、その分動作の安定性が低下することが予想されるため、「Windows 10 20H1」を継続利用したい場合は、Insiderビルドの受け取りを“Slow”リングへ切り替えておいた方がよいだろう。