プレビュー版「Safari」で「Adobe Flash Player」のサポートが削除

「Safari Technology Preview 99」のリリースノート

　米Appleは1月22日（現地時間）、「Safari Technology Preview 99」を公開した。このリリースでは、レガシープラグイン「Adobe Flash Player」のサポートが削除されている。

　「Flash Player」の更新と提供は2020年末で終了するため、メジャーブラウザーでは段階的なサポートの縮小が実施中だ。Mac版「Safari」の場合、「Adobe Flash Player」以外のレガシープラグインのサポートはすでに打ち切られている。「Flash Player」プラグインもデフォルトで無効化されており、利用するには手動で有効化する必要がある状態だが、次期バージョンの「Safari」では完全に利用できなくなるだろう。

　「Safari Technology Preview」は、最新の技術を試験実装したプレビュー版。「macOS Catalina」と「macOS Mojave」に対応しており、現在同社のWebサイトから無償でダウンロードできる。すでにインストール済みの場合は、“Mac App Store”経由で自動更新される。