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一部のWindows 7環境でデスクトップ壁紙が消えて黒背景になる問題を修正するパッチが公開

有償延長サポート“ESU”に加入していないユーザーでも利用可能

Microsoftのサポート文書

 米Microsoftは2月8日(現地時間、以下同)、更新プログラム「KB4534310」を適用した一部のWindows 7/Server 2008 R2環境で壁紙が正常に表示されない問題に関するサポート文書を公開した。1月31日付けでリリースされた「KB4539601」を適用すれば解決するという。

 デスクトップ壁紙のオプションを[画面に合わせて伸縮(Stretch)]にしているWindows 7/Server 2008 R2では、「KB4534310」をインストールしたあとに壁紙が表示されず、黒い背景のみが表示されるという不具合が発生していた。Windows 7/Server 2008 R2はすでに一般向けのサポートが終了しているため、修正パッチは当初、有償延長サポート“拡張セキュリティ更新プログラム(ESU)”に加入している組織に対してのみ提供されるはずだったが、同社はこの方針を転換。すべてのユーザーに提供するとしていた。

 今回リリースされた修正パッチ「KB4539601」は、月例パッチの正式提供に先駆けて公開されているテスト版(Preview of Monthly Rollup)。日本時間で今週水曜日(12日)に予定されている“パッチチューズデー”で正式版が自動配信されるはずなので、無理して手動適用する必要はない。