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棋譜解析で戦型と囲いを判別 ~無料で遊べる対局将棋ソフト「K-Shogi」がv3.8.0に

AIは「ぴよ将棋 4.3.8」相当。Windows XPへの対応は終了

「K-Shogi」v3.8.0が

 無料で遊べる対局将棋ソフト「K-Shogi」の最新版v3.8.0が、6月8日に公開された。1年半ぶりのアップデートとなる本バージョンでは、AIが「ぴよ将棋 4.3.8」相当へとアップグレードされたほか、棋譜解析機能で戦型と囲いを判別し、ログに表示できるようになった。

 「K-Shogi」は、気軽にコンピューター(AI)との対局を楽しめる将棋ソフト。レベルは40段階あり、駒の動きを覚えたばかりの初心者から有段者まで楽しめる。ちなみに、最高レベルのAIはアマチュア五段程度の強さを持つという(CPUがIntel Core i5 3GHz程度の場合)。人間同士の対局に用いたり、AI同士の対戦を観戦することも可能だ。

 開発元は、モバイルで人気の「ぴよ将棋」と同じ(株)スタジオケイ(最近はWebで楽しむことも可能)。「ぴよ将棋」のような“かわいさ”要素こそないものの、対局中にAIの読み筋を表示する機能や、形勢(評価値)をグラフ表示する機能、対局後に指し手の善し悪しを検討するのに便利な棋譜解析機能などは共通している。詰め将棋を解いたり、“次の一手”を答えることも可能で、KIF形式データに対応していればクリップボード経由で他の将棋ソフトと連携させることもできる。

 対応OSは、Windows Vista以降。開発ツールが「Visual C++ 2019」へ変更された関係で、本バージョンからWindows XPは非対応となっているので注意したい。

ソフトウェア情報

「K-Shogi」
【著作権者】
(株)スタジオケイ
【対応OS】
64bit版を含むWindows Vista/7/8/8.1/10
【ソフト種別】
フリーソフト
【バージョン】
3.8.0(20/06/08)