やじうまの杜

PCでもピヨピヨ楽しめる! ~モバイルで大人気の将棋アプリ「ぴよ将棋」にWeb版が登場(9月2日追記)

8月29日に正式版として公開。最高位の“ピヨ帝”に挑戦することはできないが、強さは十分。

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モバイルで大人気の将棋アプリ「ぴよ将棋」にWeb版が登場

 モバイルで大人気のかわいい将棋アプリ「ぴよ将棋」(iOS/Android)に、Web版が追加されました。まだベータ版ですが、実際に遊ぶことができます。

 「ぴよ将棋」は、かわいい“ひよこ”たちと対局できる将棋アプリです。丸みを帯びた“ひよこ”や駒のデザイン、一手指すごとに“ピヨピヨ”と鳴くところ、形勢に応じて“ひよこ”がつぶやくところなどがなんともキュート。親しみやすく、いつでも気軽に楽しめるところが人気です。

 また、見た目に反して本格的なAIも魅力といえるでしょう。「ぴよ将棋」のAIは、PCでも老舗の「K-Shogi」をベースにしており、最高位の“ピヨ帝”(Lv40)に至ってはアマチュア四段~五段の腕前。スマートフォンアプリながら、普通のユーザーでは太刀打ちできない強さです。その一方で、“ひよこ”(Lv1、アマチュア15級相当)や“ピヨ作(Lv2、アマチュア15級相当)”といった、将棋の初心者でも軽くひねることのできる弱い“ひよこ”もちゃんと用意されているので、きっと自分の棋力に応じたライバル“ひよこ”を見つけることができるでしょう。対戦する“ひよこ”が用いる“囲い”(美濃囲いや矢倉、穴熊)を指定する機能や、対局後に強い“ひよこ”に形勢判断や悪手・妙手を教えてもらえる棋譜解析機能も備えているので、人間のライバルと戦う前に“ひよこ”相手に腕を磨きたい……といったニーズにもこたえることができます。

 ちなみに、将棋は観るだけという筆者の好敵手(とも)はレベル16の“ピヨ郎”です。いまだに油断すると勝てません……。

 今回リリースされたWeb版はスマホ版ほど高機能ではありませんが、“ピヨピヨ”と指し手を進められるところや、形勢が悪くなると“ひよこ”が弱音を吐くところなどは、ちゃんと「ぴよ将棋」の雰囲気が再現されています。Lvは30にまで制限されていますが、それでも三段の腕前はあるので、普通のユーザーには十分なのではないでしょうか。棋譜の検討や解析機能はありませんが、指し手のヒントや盤面の反転、“ひよこ”が使う囲いの指定といった機能は利用できます。ぜひ遊んでみてください!

棋譜の検討や解析機能はないが、“ひよこ”が使う囲いの指定といった機能は利用可能
最高位の“ピヨ帝”に挑戦することはできないが、“ピヨ幸”だって十分強い

9月2日編集部追記: 「ぴよ将棋」のWeb版は8月29日付で正式版として公開された。