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Mac/Linuxでも楽しめる将棋アプリ「ShogiHome」が公開 ~オープンソース、Electron製
「Electron 将棋」から改称
2024年6月17日 10:31
オープンソースの将棋アプリ「ShogiHome」が6月14日、「GitHub」でリリースされた。ライセンスは「MIT License」で、無償でのダウンロードが可能。
「ShogiHome」は、クロスプラットフォームアプリのフレームワーク「Electron」で制作された将棋アプリ。これまでは「Electron 将棋」と呼ばれていたが、このバージョンを機にソフト名とアプリアイコンが変更された。
この分野のアプリでは「将棋所」などが有名だが、その多くはWindows専用だ。しかし、「ShogiHome」はWeb技術を用いたクロスプラットフォーム対応アプリの開発フレームワーク「Electron」で作られているので、MacやLinuxでも楽しめる。機能は若干制限されるものの、Webブラウザーでも体験できる。
さらに、本ソフトは「USI」(Universal Shogi Interface)プロトコルもサポート。インターネットで公開されている将棋AIを登録して、局面の優劣や推奨手を検討させたり、AI同士で対戦させることもできる。
コンピューター将棋で一般的なCSAプロトコルにも対応しており、通信対局も可能だ。
なお、本ソフトのリリースに合わせ、有名な将棋AI「やねうら王」にもmacOS向けのバイナリが用意された。Macで気軽に将棋AIを体験したい人は試してみるとよいだろう(もちろん、Windows用のバイナリもある)。
ソフトウェア情報
- 「ShogiHome」最新版
- 【著作権者】
- Kubo, Ryosuke 氏
- 【対応OS】
- Windows/Mac/Linux(編集部にてWindows 11で動作確認)
- 【ソフト種別】
- フリーソフト
- 【バージョン】
- 1.15.0(24/06/14)