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無料の将棋アプリ「ShogiHome」に初心者向けAIが搭載 ~居飛車と振り飛車を選択可能

Windows/Mac/Linuxで動作、USI/CSAプロトコル対応

「ShogiHome」v1.19.0

 オープンソースの将棋アプリ「ShogiHome」が11月3日、v1.19.0へとアップデートされた。初心者向けAIが追加され、居飛車と振り飛車、好みの戦法と対局できるようになった。今まで将棋を指したことのないユーザーも、気軽に試してほしい。

初心者向けAI。居飛車と振り飛車、好みの戦法と対局できる

 「ShogiHome」は、クロスプラットフォームアプリの開発フレームワーク「Electron」で制作された将棋アプリ。Windows/Mac/Linuxに対応しており、ユーザーインターフェイスがモダンで使いやすい。また、「USI」(Universal Shogi Interface)プロトコルもサポート。インターネットで公開されている将棋AIを登録して、局面の優劣や推奨手を検討させたり、AI同士で対戦させることもできる。コンピューター将棋で一般的なCSAプロトコルにも対応しており、通信対局も可能だ。

 前回紹介したあとも活発な開発が続いており、以下の新機能や改善が加えられている。

  • カスタムレイアウト機能
  • 対応言語の拡充
  • 将棋AIの候補手を盤面に表示する機能
  • USEN(Url Safe sfen-Extended Notation)のコピー・貼り付け
  • シェア機能
  • アプリ設定のライブプレビュー
  • エンジン設定の比較・マージ機能
アプリの画面を使いやすく調整できるカスタムレイアウト機能

 「ShogiHome」は「GitHub」でホストされており、ライセンスは「MIT license」。現在、リリースページから無償でダウンロードできる。

ソフトウェア情報

「ShogiHome」最新版
【著作権者】
Kubo, Ryosuke 氏
【対応OS】
Windows/Mac/Linux(編集部にてWindows 11で動作確認)
【ソフト種別】
フリーソフト
【バージョン】
1.19.0(24/11/03)