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ビデオ会議アプリ「Zoom」のデスクトップクライアントがv5.1.1に ~手動更新が開始

ウェビナーとミーティング機能に管理者側からバーチャル背景を追加する機能が導入

Windows版「Zoom」v5.1.1

 米Zoom Video Communicationsは6月29日(現地時間)、ビデオ会議サービス「Zoom」の最新版クライアントアプリを公開した。現在、Windows(v5.1.1)、Mac(v5.1.1)、Linux(v5.1.418436.0628)が公式サイトから無償でダウンロード可能。手動で更新をチェックしてアップデートすることもできる。

 本バージョンでは、ウェビナーとミーティング機能に管理者側からバーチャル背景を追加する機能が導入された。「Zoom」のWebポータルで追加したバーチャル背景を、管理しているアカウントすべてに設定できるようになる。バーチャル背景の設定がロックされている場合、エンドユーザーは管理者がアップロードしたバーチャル背景と「Zoom」デフォルトのバーチャル背景しか選べず、自分で独自の背景を追加することもできない。この設定はアカウントレベルとグループレベルの両方で利用可能で、クライアントのバージョンはv5.1.1以降である必要がある。

 また、本バージョンからアップロードしたバーチャル背景を同じデバイスの異なるユーザーで共有できなくなった。バーチャル背景はユーザーごとに管理され、同じデバイスであっても他のユーザーには表示されなくなる。

 そのほかにも、外部の連絡先とコンタクトする場合のプライバシーを改善。チャットウィンドウでは上キーを押すことで最新のチャットメッセージを編集できるようになった。また、ファイルダウンロードのプッシュ通知がサポートされ、共有ファイルのダウンロードが成功・失敗した際に通知を受信できるようになっている。

ソフトウェア情報

「Zoom」Windows版
【著作権者】
Zoom Video Communications, Inc.
【対応OS】
Windows XP/Vista/7/8/8.1/10
【ソフト種別】
フリーソフト
【バージョン】
5.1.1(20/06/29)