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無料ユーザーにもエンドツーエンド暗号化を提供 ~Zoomが計画のアップデートを発表

2020年7月に早期ベータを開始へ

「Zoom」のエンドツーエンド暗号化(E2EE)のアップデートを発表

 米Zoom Video Communicationsは6月17日(現地時間)、ビデオ会議サービス「Zoom」のエンドツーエンド暗号化(E2EE)のアップデートを発表した、新しいE2EEの設計は、同日“GitHub”で公表されている。

 同社は当初、E2EEを有料ユーザーにのみ提供するとしていたが、無料・有料ユーザーに関わらず無償で提供されることになった。ただし、E2EEへのアクセスを要求する場合はテキストメッセージで電話番号を確認するなど、追加の情報を一度だけ提出する必要がある。これは不正アカウントの大量作成を防止するために他の企業でも行われていることだとしている。

 E2EE機能の早期ベータ版は、2020年7月の配布開始が予定されている。従来機能の一部が制限されるため、E2EE機能はオプションとして提供される。主催者(ホスト)はミーティングごとにE2EEをON/OFF可能だ。また、アカウント管理者はアカウントおよびグループレベルでE2EEの有効と無効を切り替えられる。