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主催者側から参加者全員にミュートの解除要請 ~ビデオ会議アプリ「Zoom」v5.1.0が公開

ウェビナー機能や電話機能も強化

Windows版「Zoom」v5.1.0

 米Zoom Video Communicationsは6月15日(現地時間)、ビデオ会議サービス「Zoom」の最新版クライアントアプリを公開した。現在、Windows(v5.1.0)、Mac(v5.1.0)、Linux(v5.1.412382.0614)およびAndroid(v5.1.0)で利用可能。iOS版も間もなくリリースされる。

 今回のアップデートの目玉は、参加者200人以下のミーティングで主催者側から参加者すべてのミュートの解除を要請できるようになったこと。大切なことを確実に伝えたい場合に役立ちそうだ。

 ただし、この機能は主催者と参加者のデスクトップクライアントが両方v5.1.0にアップグレードされている必要がある。参加者がv5.0.5以前のバージョンを利用している場合、ミュートの解除を求めることはできないので注意したい。

主催者側から参加者すべてのミュートの解除を要請

 そのほかにも、ウェビナー向けの機能を強化。ウェビナーの開催中に出された質問をホスト側から削除できるようになった。また、電話機能(Zoom Phone)にも緊急電話によるアドレス通知、手動の再接続オプション、発信者番号の非通知(電話番号を入力する前に*67をダイヤル)、電話番号への表示名割り当てといった機能が追加されている。

ソフトウェア情報

「Zoom」Windows版
【著作権者】
Zoom Video Communications, Inc.
【対応OS】
Windows XP/Vista/7/8/8.1/10
【ソフト種別】
フリーソフト
【バージョン】
5.1.0(20/06/15)