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2GBまでならいくらでもファイルを共有可能になった「Telegram Desktop」v2.2
セキュリティ重視の無料メッセンジャー。アカウントの切り替えにも対応
2020年7月30日 06:30
スピードとセキュリティにフォーカスした無償メッセージングアプリ「Telegram Desktop」の最新版v2.2.0が、7月26日に公開された。マルチアカウント機能が追加されたほか、共有ファイルのサイズ制限が緩和されている。
「Telegram」は、ロシア・サンクトペテルブルク生まれの無償チャットサービス。現在は当局の規制から逃れるため、開発拠点をドバイに移しているという。セキュリティとプライバシーへとことんこだわっており、1対1で秘密の会話が行える“Secret Chat”機能などを備えるのが目玉。クラウドベースのためクロスデバイスでアカウント・メッセージを同期できる点や、公開APIを使ってBOTと連携できる点なども特徴といえる。デスクトップ(Windows/Mac/Linux)とモバイル(iOS/Android)の両方に対応しており、デスクトップ版アプリは公式サイト“telegram.org”からダウンロード可能。Windows 10ならば“Microsoft Store”からアプリを入手することもできる。
「Telegram Desktop」v2.2では、複数の電話番号で「Telegram」を利用しているユーザー向けにマルチアカウント機能が導入された。ハンバーガーメニュー(画面左上の横三本線のアイコン)から、複数のアカウントをすばやく切り替えられる。加えて、あらゆるタイプのファイルが無制限に共有・保存できるようになった(1ファイル最大2GB)。
そのほかにも、投稿日時が設定されたスケジュールメッセージが編集できるようになった。また、OSのテーマ設定に合わせて“Night Mode”(ダーク テーマ)のON/OFFを行う“Auto-Night Mode”や、Windows/Linux版でウィンドウの枠やタイトルバーをシステム標準のものに切り替える機能が追加されている。
また、モバイル版ではプロフィールイメージにビデオを設定する機能、近くにいる人とチャットする機能の改善、グループ統計などが追加されたとのこと。
ソフトウェア情報
- 「Telegram Desktop」
- 【著作権者】
- Telegram Messenger LLP
- 【対応OS】
- Windows/Mac/Linux(編集部にてWindows 10で動作確認)
- 【ソフト種別】
- フリーソフト
- 【バージョン】
- 2.2.0.0(20/07/26)