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HTML5ベースのモダンブラウザーからリモート操作が可能に、「TeamViewer」にWebクライアント
有償ライセンス向けの機能
2021年3月1日 16:38
独TeamViewerは2月25日(現地時間)、「TeamViewer」のWebクライアントの提供を開始した。HTML5ベースで構築されており、「Microsoft Edge」や「Google Chrome」、「Firefox」などのモダンブラウザーさえあればセキュアなリモートアクセスが可能になる。
Webクライアントが利用できるのは、“Remote Access”、“Premium”、“Corporate”および“Tensor”ライセンスを保有するすべてのユーザー。接続先はフルバージョンの「TeamViewer」、「TeamViewer Host」、「TeamViewer QuickSupport」がサポートされており、Windows/Mac/Linuxデバイスへのアクセスが可能だ。
これまでもデバイスの管理とモニタリングにはWeb版「TeamViewer Management Console」が提供されており、簡単な操作であればWebブラウザーでも可能だったが、Webクライアントがあれば管理コンソールの連絡先リストから直接リモートセッションを開始し、本格的な操作が可能となる。他の「TeamViewer」接続と同様、エンドツーエンドで暗号化(E2EE)されているので、セキュリティも万全だ。サードパーティ製アプリのインストールが許可されていない環境でも役立つだろう。