iOS版「Opera Touch」は「Opera」に ～3月下旬に改称

iOS版「Opera Touch」は「Opera」に

　ノルウェーのOpera Software ASAは3月15日（現地時間）、iOS版「Opera Touch」の名称を「Opera on iOS」に改めると発表した。3月下旬に、他のいくつかの変更とともにリリースされる。

　「Opera Touch」は、デスクトップ向けWebブラウザー「Opera」のモバイル版として3年前に発表された。当初はAndroid版のみだったが、半年後にiOS版が追加された。

　使用頻度の高いWeb検索をはじめ、多くの機能が片手で扱える操作性の高さが魅力で、お気に入りのサイトにすばやくアクセスできるスピードダイヤル、暗号資産ウォレット、広告ブロッカー、サードパーティ製トラッカーCookieのブロック、マイニングスクリプトのブロックといったデスクトップ版「Opera」でお馴染みの機能も一通りそろえている。一度QRコードで連携させれば、デスクトップ版・モバイル版の間でコンテンツを手軽にやり取りできるようになる連携機能“Flow”も便利だ。

　今回のリブランドにより、紫色のアプリアイコンが赤色に変更されるほか、より洗練されたルック＆フィールが導入されるとのことだが、機能に変更はないとのこと。

　なお、Android版「Opera Touch」がどうなるのかは今のところ不明。Android版「Opera」はすでに存在することから、これからも「Opera Mini」とともに並行して提供されるものと思われる。